伊藤アナが初任地で山形に勤務していたときに、クモの糸に着想を得て凄い糸を開発したと何度もニュースで取り上げられたという。 蚕が生み出す絹糸もたんぱく質。眞下さんが着ているTシャツは人工たんぱく質100%で作られたもの。柔らかくて保湿性がある。現在は5万円だが、ブレンドした素材も開発中。人工タンパク質は、人工的に設計され機能を変化させたタンパク質。繊維以外にも、治療薬やワクチンなど様々な分野で期待されている。様々な業界に拡大しており、家具や人工毛髪、自動車のシートなども開発が進められている。さらに将来には車のボディーにも使えるのではと研究。今のところ、材料となっているのがサトウキビ由来の糖。産業化していくとなると、環境に負荷をかけずに確保できるかが将来的に課題となる。遺伝子組み換えには国際法の規制があり、実験を行う際も国への届け出が必須。最新のテック事情に詳しい石山さんも注目。新しい価値がプラスされると話しており、人工たんぱく質素材を買う人、使う人などが環境問題などの課題解決に貢献できる喜びがあるなどと話している。