アメリカ・トランプ大統領はメキシコとカナダに課した25%の関税について幅広い品目に対する適応を4月2日まで猶予することを明らかにした。トランプ大統領はメキシコのシェインバウム大統領と電話会談したことを明らかにした。アメリカ、メキシコ、カナダによる貿易協定USMCAを通じて入ってくる製品は関税免除でメキシコと合意した。この措置はトランプ大統領が相互関税を課すとしている4月2日までに限定される。すでに1カ月間の関税を免除すると発表している自動車以外の幅広い品目が免除の対象になる。トランプ大統領はカナダについてもメキシコと同様にUSMCを通じて入ってくる製品に4月2日まで関税を免除する文書に署名する。トランプ大統領はすでにカナダとメキシコから入ってくる一部の自動車に対する関税の適用を「4月2日以降は免除しない」との考えを示している。トランプ大統領はフォードやGMなど自動車メーカー3社に対して関税の適用除外は「短期間措置」と伝達。