冬季死亡増加率が一番低い都道府県は、日本で一番外気温が低い北海道だという。空間・環境デザイン工学専門で、日本建築学会副会長を歴任する慶応大学の伊香賀俊治教授によると、北海道の住宅の約8割が断熱住宅で、冬のリビング平均気温も18度以上になっているという。WHOは、冬季の裁定室温は18度以上にするよう勧告を出している。伊香賀教授によると、日本は昔から断熱に力を入れており、寒くない家造りが疎かになっていたと指摘している。家の寒さを放置していると、呼吸器疾患や脳血管疾患、心疾患にかかりやすいリスクがあるという。また、断熱改修をすることで、高血圧の改善にもつながるという。
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