山形市内にあるローカルスーパー「週末びっくり市山形北店」で売られている調味料が密かなブームを巻き起こしている。黄色いパッケージが目印の調味料「ガリスパ!」463円。山形県と宮城県の12店舗で週末の金・土・日のみ営業する「週末びっくり市」が開発した調味料「ガリスパ!」が、今年の「おいしいもの総選挙」で最高金賞を3年連続で受賞し、初の殿堂入りとなった。「ガリスパ!」は粉末しょうゆをベースにフライドガーリックなどを独自調合。販売開始から約8年、去年の販売数は6万本に達した。なぜいま注目を集め始めているのか、知られざる開発秘話に迫る。
「おいしいもの総選挙2025」は全国104のスーパーからえりすぐりの「おいしいもの」を集め、インターネット投票で最高金賞などを決める総選挙。「ガリスパ!」はグロサリー部門で56商品の中から最高金賞に選出され、史上初の3年連続受賞で殿堂入りとなった。現在、オンライン通販が中心で関東での店舗販売は数店舗のみ。週末びっくり市の営業は週末3日間のみ。主力商品は精肉。看板商品の牛さがりをおいしく食べてほしいという思いから「ガリスパ!」の開発が始まった。ガリスパ!開発者の結城和真取締役はたった1人で開発に着手したという。取引先のしょうゆメーカーに依頼し、粉末状の調味料に初挑戦。調味料のベースは「しょうゆ」、パンチ力を出すため「にんにく」を加えた。メーカー担当者はしょうゆとにんにくのバランスに試行錯誤したと話す。改良を重ね約半年で完成。発売当初はすぐヒットとはいかなかったが、パッケージを変えたことで手に取ってもらえることが増えたという。コロナ禍のキャンプブームも重なり徐々に売り上げが上昇し、年間6万本を超えるヒット商品になった。くふう トクバイ・おいしいもの総選挙2025の草深由有子事務局長はガリスパ!が支持を得た要因を「コストパフォーマンスの良さも非常に支持されたポイント。ファンの熱量が高く、このような形で受賞した」と分析する。
「おいしいもの総選挙2025」は全国104のスーパーからえりすぐりの「おいしいもの」を集め、インターネット投票で最高金賞などを決める総選挙。「ガリスパ!」はグロサリー部門で56商品の中から最高金賞に選出され、史上初の3年連続受賞で殿堂入りとなった。現在、オンライン通販が中心で関東での店舗販売は数店舗のみ。週末びっくり市の営業は週末3日間のみ。主力商品は精肉。看板商品の牛さがりをおいしく食べてほしいという思いから「ガリスパ!」の開発が始まった。ガリスパ!開発者の結城和真取締役はたった1人で開発に着手したという。取引先のしょうゆメーカーに依頼し、粉末状の調味料に初挑戦。調味料のベースは「しょうゆ」、パンチ力を出すため「にんにく」を加えた。メーカー担当者はしょうゆとにんにくのバランスに試行錯誤したと話す。改良を重ね約半年で完成。発売当初はすぐヒットとはいかなかったが、パッケージを変えたことで手に取ってもらえることが増えたという。コロナ禍のキャンプブームも重なり徐々に売り上げが上昇し、年間6万本を超えるヒット商品になった。くふう トクバイ・おいしいもの総選挙2025の草深由有子事務局長はガリスパ!が支持を得た要因を「コストパフォーマンスの良さも非常に支持されたポイント。ファンの熱量が高く、このような形で受賞した」と分析する。
