乱獲などで資源量が大幅に減り漁獲量が制限されていた”黒いダイヤ”クロマグロ。きのうまで開催されていた国際会議でここ数年の資源量回復傾向を受け、日本は漁獲枠拡大を提案。大型マグロは今より1.5倍、小型は10%増量することで合意された。専門家は「望ましい方向」と評価した上で、「価格は安くなるだろう」と話す。都内のマグロ専門店では看板料理の「本マグロ 焼きすき」など様々なマグロ料理を提供している。今回の漁獲枠拡大の動きに店も期待を寄せる。まとまった案は11月から開かれる会議で勧告され、正式に決定される見通し。