ヒンドゥー教の祭事「クンブメーラ」は1月13日から45日間、開催され、参加者は約6億2000万人。3年に1度、4つの聖地で巡回開催されていて、今年はプラヤーグラージ。世界中から沐浴のために信者たちが集まるのだが、今年は144年に1度しか訪れないという節目の年だった。坂本憲作氏はクンブメーラをテーマにした映画を制作するため、現地で目にしたという。政府が期間限定で巨大な街を制作するため、1兆円を投じた。仮設トイレは15万個、約300基の電波塔、渋滞回避のために長さ1kmの橋が30本架けられ、10万人以上の治安部隊が動員された。