オーストラリアを訪れている中谷防衛大臣はマールズ国防相と会談し、自衛隊とオーストラリア軍それぞれの統合司令部に連絡官を派遣し合うことを確認した。マールズ国防相は導入を計画している新型のフリゲート艦について最終候補を日本を含む2か国に絞り込んだことを明らかにした。日米豪3か国の防衛相会談も行われた。その後の会見でマールズ国防相は導入を計画している新型のフリゲート艦について三菱重工業が製造する海上自衛隊の最新の護衛艦もがみと同じ型が最終候補に残っていることを明らかにした。中谷大臣は米国・オースティン国防長官とも会談し、迎撃がより難しいとされる極超音速滑空兵器に対処するため衛星による情報収集など宇宙領域でのさらなる協力を確認したほか、年内に始まる沖縄からグアムへの海兵隊の移転について緊密に連携していくことで一致した。