ZIP!のスタッフが現地を取材する。きょうは、凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼ通りを紹介する。凱旋門には現在、パラリンピックのシンボルが掲げられていて、ここから全長およそ2kmにわたってシャンゼリゼ通りが続いていく。高級ブランドの店「DIOR」なども五輪仕様になっている。「ルイ・ヴィトン」のウインドーには、くるくる回る不思議なバスケットボールもあった。凱旋門から1.5kmほど離れた場所には、フェンシングが行われる競技場「グラン・パレ」がある。120年以上前に建てられた「グラン・パレ」は、パリ五輪のフェンシングとテコンドーの会場になるが、普段は展示会場だったり美術館としての場所だという。フェンシング・江村美咲(25)も4日後、この会場で女子サーブルの初戦を迎える。パリ五輪の公式スローガンは「広く開かれた大会(Games Wide Open)」で、スタジアムだけではなく、パリの観光地の近くにもたくさんの会場がある。「グラン・パレ」から少し歩くと、ブレイキンやスケートボードが行われる「コンコルド広場」がある。男子BMXフリースタイル・パークの中村輪夢(22)や女子スケートボード・パークの草木ひなの(16)が、こちらの会場で金メダルを目指す。いよいよあす、開会式が行われるパリ五輪の現地は、準備万全。