8割以上のスーパーで導入されているのが、自社で企画・販売しているプライベートブランドの商品。選ぶ理由は、やはり値段。しかし、今大手スーパーのプライベートブランドに、変化が。付加価値のある商品に力を入れているという。惣菜コーナーには、プロの料理人が監修したものを時短で楽しめるものが。卵にこだわったマヨネーズは、今年新たに発売されたもので、メーカー品よりやや高め。
高品質なプライベートブランドが売りのスーパーも。パスタソースやレトルトカレーなどは、1人前400円前後とちょっと贅沢。このスーパーで今力を入れているのが、冷凍食品。今年10月発売したのは、ご飯にかける具材のシリーズ。急速冷凍で作りたての味を楽しめる。品質にこだわったプライベートブランドは加工食品だけにとどまらない。
西友には、今年の春から売り出している生鮮食品のプライベートブランドが。豚肉売り場には、黄色いマークの豚肉が。担当者が国内外の産地で生産方法などをチェック、試食をして品質が良いとしたものをプライベートブランドと位置づけている。肉のほか、野菜・果物や魚介類など、季節により約90品目が並び、ポップにも産地やこだわりを表示。