デンマーク・ポールセン国防相とグリーンランド自治政府・モッツフェルト外相は19日、NATO本部でルッテ事務総長と会談した。会談後、ポールセン国防相はグリーンランドを含む北極圏の安全保障強化で880億デンマーククローネ(約2兆円)の支出を決定したとSNSで発表した。また、グリーンランドにNATO部隊の配備を事務総長に提案したと明らかにした。グリーンランドをめぐってはアメリカ・トランプ大統領が領有に意欲を示していて、反対の欧州8カ国に対し、来月から10%の追加関税を課すと表明している。ジャーナリスト・末延吉正は「北極の氷が溶けて、南を回るよりアジアとヨーロッパを短く行けると中国もロシアも動いた。それに対し安全保障上の問題だとアメリカは言ったが、ヨーロッパは勝手にやりなさいと同盟関係が敵対関係になって、そこにあるレアアースなどを求めているんじゃないか。戦後の秩序が決定的に壊れていく」などとコメントした。
