昨年に生まれた子供は75万8631人と過去最小を更新した。結婚や出産の高齢化が挙げられるという。製薬会社に勤務する森山さん(仮名)はキャリアを維持しながら、結婚・妊娠を希望し、約80万円をかけて卵子凍結を決断した。グレイス杉山クリニックSHIBUYAでは約2年前から、未婚の女性などを対象に卵子凍結のサービスを始めている。初期費用に約40万円、保管費用に毎年約3万円を要する。自由診療のため、保険は適用されないが、都は昨秋から卵子凍結に関わる費用に最大30万円の支給を始めた。さらにパナソニック コネクトは福利厚生として、卵子凍結に対する補助をスタート。山中副社長は「キャリアを中断せず、働けるような環境を提供できる会社でありたい」などとコメント。