アメリカのグーグルとインスタグラムなどを運営するメタが密約を結び、10代の利用者向けにYouTubeでインスタグラムの広告を提供していたとフィナンシャル・タイムズが報じた。グーグルはYouTubeの広告収入を強化するため、メタはTikTokなどのライバルとの競争で2023年末から、10代をターゲットにした広告を開始した。グーグルには、18歳未満の利用者に対する広告ターゲティングを禁止するポリシーがあり、自社のポリシーに違反したことになる。メタ・ザッカーバーグCEOは1月にSNSの利用による子供の被害についてアメリカ議会で証言し、謝罪していた。