アメリカではトランプ政権下で「原発回帰」の動きが加速している。中でもアメリカでは「小型モジュール炉」が関心を集めている。背景にはAIの普及による電力需要の拡大がある。AI稼働に不可欠なデータセンターは莫大な電力を24時間安定的に供給する必要があるが、小型モジュール炉はデータセンター近くに建設可能で天候にも左右されないことからAI向きとされている。また外部電力なしで停止できるなど安全性も高いとのこと。アマゾンは小型モジュール炉の開発企業に約750億円を投資し、グーグルやメタも原子力関連企業と契約している。トランプ大統領は去年、原子力発電を推進する4つの大統領令に署名。2050年までに発電量を4倍に増やすとするなど原発回帰を加速させている。ただ再稼働が決まったスリーマイル島原発の近くに住むパトリシアさんは、住民の安全より企業利益が優先されていると危惧している。
