FRB(連邦準備制度理事会)は金融政策を決める会合で、イラン情勢などによって物価の上昇率が高い水準となっていることを踏まえ、政策金利の据え置きを決定した。また今回は来月で任期を終えるパウエル議長のもとでの最後の会合で、来月中旬にはトランプ大統領が指名した元理事のウォーシュ氏が議長に就任する見通し。トランプ大統領は今回の会合直後にも改めて利下げを求め、「ウォーシュ氏がほかの理事を説得する」との期待も示している。パウエル議長は「ウォーシュ氏がトランプ大統領からの政治的圧力に屈しないと自信を持っているか」と聞かれると、「彼は公聴会で力強く証言した。そのことばを信じている」と答えた。イラン情勢がどこまで広がるか見通しにくい中、ウォーシュ氏がFRBの独立性を維持しながら金融政策を運営できるかが焦点となる。
