セブン&アイホールディングスがカナダ「アリマンタションクシュタール」から買収の提案を受けた。これを受け、セブン&アイホールディングスは社外取締役のみで構成される特別委員会を設置しすでに検討を始めている。仮にグループ全体を買収する場合、買収額は少なくとも5兆円以上の規模になるとみられ、セブン&アイは「企業価値を向上させるほかの選択肢とともに慎重勝つ網羅的に速やかに検討し返答する予定」としている。「アリマンタションクシュタール」はカナダ・ケベック州に本社があり、「サークルK」など約30の国や地域で事業を展開している。従業員は約15万人、売上高は692億ドル(約10兆円)。セブン&アイホールディングスのグループ全体の売上高は11兆4000億円余となっている。