アメリカの自動車メーカー・フォードはドイツで大きな問題に直面している。2018年以降すでにドイツで8500人を削減。2027年までに中心的なケルン工場で2900人減らすとしている。従業員はこの方針についてストライキを行った。ケルン工場の従業員にとって悪いニュースを聞くことは珍しいことではない。しかし、今回またしても人員削減、もう十分だとの声があがっている。14日のストライキは理由は2つ。ケルン工場にとっての将来の可能性、そして解雇が必要というなら、高額の退職一時金の支給など社会的に納得のいく形を将来的にも求めている。アメリカのフォードグループはドイツの事業を破産させないということを取り下げている。フォードは順調にいっていない。ケルンで製造されている電気自動車のモデルカプリとエクスプローラーの売れ行きが伸びていない。専門家は欧州でのビジネスについて明確な戦術がないと指摘し、売却あるいは他のメーカーとの合併が考えられるとしている。