カヌースプリント界のミライモンスター・大澤風希くん17歳、水俣高等学校の2年生。カヌーの五輪種目には2つ種目がある。スラロームは激流の中ゲートをくぐりタイムを競う。リオ五輪では羽根田卓也選手が日本人初のメダルを獲得。スプリントは流れのない水上で直線のタイムを競う、日本人の五輪メダル獲得はない。風希くんは中学1年生でカヌーを始めて、中学2年生で全中を制覇。さらに、過去10年で唯一全中2連覇、世代別日本代表に選出された。風希くんを育て上げたのが父・基夫さん。基夫さんはカヌー部の監督でもある。風希くんは高校に上がってからは未だに無冠、個人初タイトルを目指す全国大会に密着する。
