2年前に行われたパリパラリンピック陸上男子100mは義足、車いす、視覚障害など16クラスに分かれている。障害の重さにかかわらず、誰でも参加できるのがハンドサッカー。約40年前に誕生した。日本ハンドサッカー協会・田中顕一氏によると、みんなで一緒に楽しめるスポーツを作れないかと、特別支援学校の先生たちが作り上げたという。最大の特徴は1人1人ルールが違う。使用するボールは得点を取る選手に関してはどんなボールでも、ボールでなくてもいい。ボールを投げられない人は「道具」を使う。ピエゾスイッチはセンサーを体に付け、筋肉の動きに連動して動かす。ルールは選手本人と指導者が相談し、練習のときに「成功率50%」になるように決める。田中氏は「課題を乗り越えることで自信、達成感を感じ、次のステップに踏み出せる。個々の能力を伸ばし社会に巣立っていってほしい」と語った。
