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「コガタアカイエカ」 のテレビ露出情報

ゲストの橋爪真弘と佐々木隆史を紹介。佐々木らはWHO(世界保健機関)でも気候変動が21世紀最大の単一危険因子と言われており、気候変動での環境による死亡者は年間1300万人となっているなどと伝えた。気候変動のメカニズムや18歳未満の熱中症による救急搬送状況をフリップで紹介し、熱中症搬送者は増加し続けているなどと説明した。ほぼ温暖化対策を実施しなかった場合では、2050年には2.1℃上昇、2100年には4.8℃上昇する。橋爪らは日本での疫学研究で気温が上昇すると自殺リスクが高まるとデータがあるとし、橋爪は「Lancet Countdown 2023 Japan」でも気温と自殺の関係性についての研究結果を発表しており、その様子をVTRで紹介。
気候変動のメカニズムを紹介。橋爪らはオゾンなどの総称である光化学オキシダントは気温が高いと大気中濃度が高まり心臓血管系や呼吸器系に悪影響を及ぼすなどと伝えた。佐々木らは花粉症の生涯有病率は50%ほどで、子供だけで見ると20年前の倍に増加しているんどと告げた。橋爪らはヒトスジシマカなど蚊が媒介して日本でもデング熱が国内流行し、気温上昇とともに蚊の生息範囲が広がる可能性があるなどと述べた。ヒトスジシマカの国内分布推移を図で説明し、橋爪らは温暖化対策をしなければ今世紀末にでも北海道へも生息範囲が及ぶなどと解説した。
佐々木らはコガタアカイエカが日本をはじめ多くのアジア諸国に生息しており日本脳炎のウイルスを媒介しているなどと伝えた。気候変動のメカニズムを紹介。橋爪らは腸炎ビブリオ菌は海水中に生存している細菌であり、海水温度が高まると増殖する可能性があるなどと述べた。オーストラリアの腸炎ビブリオ食中毒発生件数をグラフで紹介。気候変動による健康被害を防ぐためにメディアができることについて橋爪らは、節電だけでは目標達成はできないため、社会システムとして社会のあり方を変えていく必要があるなどと解説した。

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