何日も歯磨きをしないでいると口腔衛生が悪化し、最悪の場合、肺炎など引き起こして死に至る可能性もある。避難中の精神的なストレスや病気で亡くなることを「災害関連死」というが、熊本地震の時はこの災害関連死の人数が直接死よりも多かった。災害時でも口の中を綺麗にできる液体歯磨きや「フィンガーウェッティー」などを常備するのがオススメ。トイレに行きたい時は「ぽけっトイレ」。付属の排泄袋を便座に被せ、凝固・脱臭剤の袋を入れて用を足す。排泄物がジェル状になるため、排泄袋の空気を抜いてピンク色の防臭袋に入れて縛るだけ。また、お風呂の残り湯をとっておけば、体や衣服を洗うことにも使える。普段からお風呂の水を抜かないことも防災対策の一つ。