AIはデータの分析や画像認識などで幅広く活用されているだけでなく、職人たちが担ってきた熟練の技にも活用されてきている。新潟・津南町の酒造会社は去年、フランスで開催の品評会に日本酒を出品、金賞を受賞した。この日本酒は魚沼産コシヒカリを使用、試行錯誤を繰り返しながら壁にぶつかるも、解決策を与えてくれたのが生成AIだった。一方、漁業の現場でもAIの活用が始まろうとしている。長崎県総合水産試験場では、ブリの養殖の研究が進められている。今、エサ代が高騰し、去年は3年前の約1.5倍になり漁業者を圧迫している。エサは経費の6割以上を占めており、エサの量を調整できる熟練の漁業者も減り続けている。こうした中、地元の大学が開発を進めているのが、魚が空腹の状態かを判定する「空腹AI」というシステム。AIが解析したデータを紹介。研究チームは将来的にドローンが全自動でエサを撒くシステムを開発。エサ代だけでなく人手不足などの課題解決にもつなげたいとしている。