乾燥した膠を接着剤として使うためには半日~1日かけて水を吸わせる。プルプルの状態に戻ったら水と一緒に加熱する。膠は乾燥させることで何年も保存して、好きな時に使うことができるようになる。水と一緒に加熱すると、すぐに液状になった。溶かした膠を木片に塗ってくっつけてみた。手で力いっぱい引っ張ってもとれなかった。水に溶けたゼラチンは温度が低下し、乾燥するとコラーゲンのような絡み合った繊維状に復元する。液状のゼラチンが物体の隙間に入り込み、個体に変化することで接着力を発揮する。膠で接着した木材にお湯をかけてみると、きれいに剥がれた。