きのうのスーパー大回転で村岡桃佳選手は1年ぶりの実戦ながら、見事に銀メダルを獲得しその重みを感じていた。17歳で初めてパラリンピックに出場してから10個のメダルを獲得しており、その圧倒的な強さから“冬の女王”とも呼ばれてきた。しかし29歳で迎えた今大会はかつてない試練に直面した。去年4月、本番と同じコースでの練習中に転倒しドクターヘリで搬送。右腕を脱臼し、11月にも左の鎖骨を折る大ケガを負った。迎えた大会では難度の高いコースに“”恐怖も感じていた。それを上回ったのは揺るぎないメダルへの思いであった。そして今大会2種目目のアルペン複合はスーパー大回転と回転の合計タイムで競う。前半は今大会銀メダルのスーパー大回転となり難しいコースを安定したタイムで滑っていく。最後まで慎重に滑りきり4位となり、日本選手単独トップの通算11個目のメダルまで3秒15の差を追うこととなる。
