羽田空港でアメリカから来たファッションデザイナーの男性を直撃。初めて日本に来た時に「はんてん」に恋をして、オリジナルのはんてんを独学で作ったという。男性に密着することに決まった。
まずは大阪ではんてんの生地を探した。「大塚屋」は4万点以上の布が揃う関西最大級の生地専門店だ。ジュリアンさんはメイドインジャパンの生地を爆買いした。続いて、船場にある卸問屋を訪れた。海外配送もOKだということを確認し、商談成立した。
7歳でコロンビアからアメリカに移住したジュリアンさんはクラスで自分と日本人の男の子2人だけが英語を話せなくて、絵を描いて会話し、日本に興味を持ったという。13歳の時、アメリカで日本の祭りが行われ、はんてんを見てデザイナーになったという。近い将来ははんてんブランドを立ち上げていと思っている。続いて、京都にある室町時代からの技法ではんてんを作る老舗を訪ねた。ジュリアンさんははんてん工場に案内され、工程を見させてもらった。