東京五輪で銀メダルを獲得した開心那(15)。日本選手最年少12歳のメダリストとなった。あれから3年、身長が20センチ以上伸び、迎えたパリ五輪。予選を88.07点で1位通過。運命の決勝に挑む。45秒のランを3本行い、どれだけ高い点数を出せるかを競う。前輪の金具の部分でコースを走る「ノーズグラインド」。得意技を完璧にメイクする。壁を走る「ウォールライド」でフィニッシュ。1本目で90点台をマーク。2本目もミスのない滑りを続けると、空中で板を回転させる「キックフリップインディー」に挑戦するも失敗。開は最終滑走で、「キックフリップインディー」を決め92.63点。銀メダルを獲得した。