映画のネタバレについての裁判についてスタジオでトーク。ゴジラ-1.0について映画の画像を切り出して、約3800文字でストーリーやセリフを説明し、5つの章立てで戦闘シーンや結末を説明していた。検察側は「映画の本質的特徴を体感できる翻案に当たる」と弁護側は「映像や音声無しでゴジラの迫力や恐怖感を感じることはできない」と主張が真っ向から対立している。争点は記事が映画の翻案に該当するかどうかだ。過去の最高裁判例では翻案は「著作物の本質的な特徴を直接感じることができる行為」と解釈されている。前原一輝弁護士は「ホームページを見ると映画の内容が詳細に書かれている。ただ弁護側は映画の本質的特徴は映像や音声だと狭く捉えているのではないか。一般的に考えると弁護側は超えるハードルが高いのではないか」と指摘した。過去には映像の内容を短くまとめたいわゆる「ファスト映画」の投稿者に対し、2021年に有罪判決が出たこともあった。コンテンツ海外流通促進機構は「問題の記事はファスト映画の文字版。放置すれば映画館に足を運ぶ人が減る恐れがある。作品へのただ乗りは許されない。」と主張した。ネタバレ記事の境界線について前原弁護士は自分の論評に付随するシーンの説明であれば引用とみなされる可能性があり、抽象的描写であれば適法として認められる。ただし、論評もなく具体的で詳細なストーリーを書くと著作権法違反の可能性があると指摘した。
