東宝で”ゴジラ”のビジネス戦略を聞いた。視覚効果も非常に大きいが、戦後の人間ドラマも共感を得たという。東宝の廊下には1954年の第1作から「ゴジラ-1.0」まで国内実写30作、アニメーション2作品の公開時のポスターが貼られている。東宝本社内には「ゴジラ会議室」という一番大きな会議室があり、社内の会議室すべてが怪獣キャラクターの名称になっている。ゴジラは東宝が世界に誇れる大切なIPであり、それを大きく育て、世界中の人々に愛されるキャラクターにすることが使命だという機運が高まり、2014年10月に「ゴジラ戦略会議」を設立したという。