三木拓也選手と小田凱人選手の戦術は三木選手が多彩なショットでチャンスメイクし小田選手が仕留める。ダブルスを組んだのは1年ほど前。三木選手が小田選手に提案し実現した。去年から4大大会に出場し3大会連続で2位となった。三木選手は「パリで金メダルを目標に頑張りたい」などと話した。三木選手は左脛に骨肉腫が見つかりテニスができない絶望の中車椅子テニスを始めるきっかけとなったのは国枝慎吾さんの存在であった。2人が勝つためのカギは三木選手の戦略。負け続けているイギリスのペアに2人は挑み最終セット前に三木選手は相手のプレーを分析し戦略を練っていた。ストロークを不調とみた選手にショットを集め最大のライバルに初勝利した。小田選手は「パリに1歩金メダルに近づいたかな」などと話した。