米国の科学雑誌「サイエンス」は、ことしの科学分野の重要な成果の1つに、高知大学などの国際研究チームが行った、藻の仲間についての研究を選んだ。研究チームは、海に生息する非常に小さな藻の仲間を調べ、窒素を直接取り込む能力を獲得しつつあることを発見した。“これまで窒素を直接取り込んで利用できるのは一部のバクテリアなどでしか知られておらず、生物の進化を考えるうえで新たな展開をもたらした”と評価している。
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