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- 南利幸 井上二郎 赤木野々花
8日、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃から83年となり、ハワイの真珠湾に面した記念公園で追悼式典が行われた。
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10日、ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーの首都オスロで行われ、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)にメダルが授与された。授賞式では代表委員の田中熙巳さんが“核兵器をなくしていくためにどうしたらいいのか、世界中の皆さんで共に話し合い、求めてほしい”と訴えた。
12日、韓国のユンソンニョル大統領は国民向けの談話を発表し“非常戒厳の宣言を正当化し、弾劾と捜査に立ち向かう”と強調した。
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経済成長著しい、インドの教育事情について。都市部では生活水準の向上に伴って高学歴志向が強まっている一方で、地方では教育を受けたくても受けられない女性たちが数多くいる。インドの地方では今も男性優位の考えが根強く残っており、女性は家事、10代での結婚を強いられて学校に通わせてもらえないなど、なかなか女性が教育を受けることへの理解が進んでいない地域が多く残っている。最新の統計によると、世界最多の14億の人口を抱えるインドでは、15歳以上で読み書きができる人の割合は男性が82.4%に対して女性は65.8%にとどまっている(2022年インド政府発表)。残りの3割以上の大半が地方の女性たちだといわれている。こうした中、インド最大の商業都市ムンバイから150キロ離れたある農村では、教育を受けることができなかった高齢の女性たちみずからが声を上げて作った学びの場が注目を集めている。
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子どものころ、学校に通うことができなかった女性たちが学ぶ「おばあちゃんの学校」。学びの場を求める村の女性たちがみずから声を上げ、8年前に開校。地元のNGOの支援を受けて、授業や教材は無償で提供されている。今学んでいるのは60歳から96歳までの28人。毎週末、読み書きと計算を学んでいる。開校当初から通う80歳の女性。7人きょうだいで家計に余裕がなく、一度も学校に通うことができなかった。大人になっても道端の標識に書いてある文字の意味も分からず、1人で村の外に出ることも難しいほどだった。しかし、学校に通うことで70歳を超えて初めて自分に自信が持てるようになった。おばあちゃんたちが学ぶ姿を見て、一度は勉強を諦めた村の女性も刺激を受けている。独学で勉強を続け、3年前に大学入学を果たした女性の紹介。今は教師の資格取得を目指して、試験勉強に励む毎日。学びによって人生を豊かにした女性たち。「おばあちゃんの学校」は、その喜びであふれている。モディ政権としても、農村の女性たちが教育の機会が限られている現状を重く受け止めており、改善に取り組んでいる。4年前に発表された教育政策の中では、教育におけるジェンダー平等が掲げられ、14歳までの女子児童や生徒に対して制服や教科書を無料で配布したり、学校に女性用トイレの設置を進めたりするなどしている。バスに言及。
米国のCNNテレビとロイター通信が関係者の話として伝えたところによると、トランプ次期大統領は15日、南部フロリダ州にある自宅で、安倍元総理大臣の妻の昭恵さんとプライベートな夕食会を開く予定だという。夕食会にはメラニア夫人も出席する予定だとしている。また今回の夕食会は政府ルートではなく、2人の直接のやり取りによって設定されたものだという。石破総理大臣は先月中旬、国際会議で南米を訪問したあとにトランプ氏との会談を調整したが、トランプ氏側から、就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針を伝えられたことなどから会談は見送られた。安倍元総理大臣はトランプ氏が2016年の大統領選挙に勝利したあと最初に会った外国の首脳で、その後、トランプ氏との間で良好な関係を築いたことで知られる。CNNテレビによると、トランプ氏は安倍元総理大臣が2年前に銃撃によって亡くなったあとも、昭恵夫人とは電話で連絡を取るなど親密な関係を維持してきたという。
能登半島地震の遺族からの申請を受けて、災害関連死かどうかを判断している専門家の審査会は13日、14回目の会合を開き、新たに14人を認定するよう答申を出した。自治体別では、輪島市が7人、能登町が5人、羽咋市と内灘町がそれぞれ1人。このあと14人が市や町から正式に認定されれば、直接死も合わせた能登半島地震の死者の数は489人となる見通し。石川県内の自治体にはさらに220人ほどの遺族から申請が出されていて、審査が進むと能登半島地震の死者が今後も増える可能性がある。
米国の科学雑誌「サイエンス」は、ことしの科学分野の重要な成果の1つに、高知大学などの国際研究チームが行った、藻の仲間についての研究を選んだ。研究チームは、海に生息する非常に小さな藻の仲間を調べ、窒素を直接取り込む能力を獲得しつつあることを発見した。“これまで窒素を直接取り込んで利用できるのは一部のバクテリアなどでしか知られておらず、生物の進化を考えるうえで新たな展開をもたらした”と評価している。
東京のベンチャー企業が開発した小型ロケット「カイロス2号機」がきょう、和歌山県から打ち上げられる予定。このロケットに、地域の希望を載せて応援する動画を作り続けるクリエーターがいる。動画クリエーターの大見晃生さん。和歌山県串本町で生まれ育ち、地域の魅力を伝える動画を制作している。海と山の自然や観光名所など、地元の宝を映像に収めて編集し、動画投稿サイトやSNSで発信する活動を続けてきた。ことし3月13日、串本町の発射場で行われた小型ロケット「カイロス初号機」の打ち上げ。大見さんは打ち上げ成功の瞬間を捉えようと、見学場となった海水浴場でカメラを構えた。しかし、カメラが捉えたのは打ち上がるロケットではなく立ち上る煙と破片だった。大見さんは自宅に戻って動画の制作に取りかかり、その日のうちにSNSに投稿した。動画の最後の部分には、次への願いを込めて打ち上げ成功をイメージしたCGを挿入した。その後、動画を見たという人から反響が寄せられたという。大見さんは再挑戦するカイロスを知ってもらおうと、開発した企業の協力のもと、新たな動画の制作に取りかかった。カイロスのミッションは、人工衛星を地球を回る軌道に投入すること。成功すれば国内初の民間単独の衛星の打ち上げとなることなどを、地元の大学生が分かりやすく紹介した。5つのミッションとは、射場の完成、カイロスの完成、初号機の打ち上げ、人工衛星の軌道投入、そして宇宙宅配便サービスの実現。大見さんの今の最大のミッションは、打ち上げの成功を捉えた動画を作ること。公開する場所は、来年4月に串本町にオープンするロケットのPR施設「Sora−Miru」のシアターに決まった。国内初の民間単独での衛星の打ち上げ。そして地域活性化へ、希望を載せたカイロス2号機。大見さんは打ち上げの瞬間を心待ちにしている。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報。
JR東日本東京総合指令室・渡辺智之さん、日本道路交通情報センター・末永さくらさんのコメント。(中継)東京駅。高速道路、新幹線に言及。