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- 渕岡友美 檜山靖洋 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 赤木野々花 是永千恵 野口葵衣
経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案は衆議院を通過し、きょうから参議院を舞台に論戦が交わされる。
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衆参両院の議長はことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も公室に残る案について「おおむね共通認識が得られた」などとする中間報告をまとめた。秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるかたずねられ、「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、「影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする区内庁の幹部は「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っている」と述べられた。これについて、宮内庁の西村長官は定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおり。区内庁の職員として、心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している」とした上で、「今後は率先してそうした機会を持つよう努力したい」という考えを示した。
フランスのマクロン大統領は12日、ポーランドを訪問し、ウクライナ情勢などを巡りトゥスク首相と協議した。会談後の会見でマクロン大統領は、米国のトランプ次期大統領がロシアとウクライナの早期の戦闘終結を目指していることに言及したうえで「米国と緊密に協力し、ウクライナの利益や主権、さらにヨーロッパの利益や安全保障を考慮しながら、可能な道筋を見つけていく必要がある」と述べた。一方、一部の地元メディアは「フランスとポーランドが停戦実現後、平和維持を担う4万人規模の外国の部隊をウクライナに派遣する計画について協議している」と伝えていたが、トゥスク首相は「現時点でポーランド軍をウクライナに送る計画はない」と明らかにした。マクロン大統領は、7日にはトランプ次期大統領とゼレンスキー大統領と3者会談を行っていて、戦闘の早期終結を望むトランプ氏の大統領就任を前に今後、各国の動きがさらに活発化するとみられる。
G7各国はオンライン形式での首脳会合を今夜にも開催することにしていて、長期化するロシアによるウクライナ侵攻への対応や緊迫が続く中東情勢などを巡り意見交換をする予定。この中で石破首相はロシアへの制裁やウクライナへの支援を継続する重要性を強調するとともに、ロシアと北朝鮮による軍事協力の進展に懸念を示す見通し。そのうえで応酬とインド太平洋ちきの安全保障は不可能だとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に向けて引き続き日本も貢献していく決意を表明するものとみられる。石破首相としては来月米国でトランプ政権が発足することも念頭に来年の議長国カナダの元、G7の結束を強化していく方針を確認したい考え。
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日本被団協がノーベル平和賞を受賞したノルウェーで、核廃絶や平和への願いを広げようと市民などに折り鶴の折り方を教える催しが開かれた。ノーベル平和賞の受賞式が行われた、ノルウェーの首都・オスロ。ノーベル平和センターでは、広島に投下された原爆で親を失った男性の体験を語り継いでいる被爆体験伝承者の鎌田真さんが、折り鶴の折り方を説明した。被爆から10年後に白血病と診断され、病気の回復を祈って折り鶴を折り続けた佐々木禎子さんについて触れ、千羽鶴の意味を伝えていた。ノーベル平和センターでは、今後地元の小学生たちにも折り鶴作りを体験してもらう予定だという。地元の人のコメント。
新たなエネルギー基本計画の策定に向けて、政府がまとめた2040年度時点での電源別の総合的な発電コストの試算が明らかになった。LNG(液化天然ガス)の価格高騰などを見込んで、原子力のコストが現在主力のLNG火力のコストを下回るとしている。それによると、1キロワットアワーあたりのコストは現在発電量が最も多いLNG火力が20.2円〜22.2円、原子力が16.4円〜18.9円、事業用の太陽光が15.2円〜36.8円となっている。3年前に示した前回の試算では、2030年度の時点でLNG火力は最も安い電源としていたが、今回はLNGの価格高騰や環境対応の費用などを見込み、前回より大幅に引き上げている。一方、原子力はテロ対策の費用などが増える一方で、安全対策の進展で、事故対応の費用は従来の想定より引き下げられるとして、LNG火力よりは安くなるとしている。ただ、原発を巡っては事故発生時の賠償費用などは事前に予測しづらいといった指摘もあるだけに、試算の根拠やリスクをどう見込んだかなど丁寧な説明が求められる。
日本企業に今後の有望な海外の進出先を尋ねた調査で、「中国」と回答した企業の割合が1992年の調査開始以来、最も低くなった。この調査は、JBIC(国際協力銀行)が海外に進出している日本の製造業の企業を対象に毎年行っているもの。この中で今後3年ほどの期間で有望な海外の進出先を複数回答で尋ねたところ、「インド」と答えた回答の割合は58.7%となり、3年連続で1位となった。一方、「中国」は去年と比べて11ポイント減少して17.4%で、4年連続で減少し、順位も6位まで下がった(去年は3位)。国際協力銀行・川上直執行役員は、中国事業を縮小・撤退すると回答したのは、ほとんどが自動車あるいはその関連する業種だとしたうえで「中国はEV化が急速に進んでいて、日本の自動車メーカーが現地でかなり苦戦を強いられているということが一つ。もう一つは中国経済そのものが、景気が非常に減速をして需要が伸び悩んでいる。そういったことを受けて、中国で非常に現地企業との競争が激しくなっていて、日本企業全体に言えることだが、中国での事業環境が非常に悪くなってきているということが大きいと思う」と述べた。有望事業展開先国・地域(国際協力銀行調査・495社・複数回答):1位・インド、2位・ベトナム、3位・米国、4位・インドネシア、5位・タイ、6位・中国。
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ことし1年の世相を漢字1文字で表す今年の漢字が京都の清水寺で発表され、「金(キン・かね)」が選ばれた。この文字が選ばれた理由として、パリオリンピックやパラリンピックに出場したアスリートが数多くの金メダルを獲得したほか、佐渡島の金山が世界文化遺産に登録されたことなど光を表す「金(キン)」と、止まらない物価高騰や政治の裏金問題など、影を表す「金(かね)」の2つの意味を示しているという。
飲料大手のサントリーホールディングスは、新浪剛史社長の後任として、鳥井信宏副社長が社長に昇格する人事を決めたと発表した。鳥井氏は58歳。サントリーの創業者、鳥井信治郎氏のひ孫にあたる。創業家の出身者が会社のトップとなるのは、およそ10年ぶりとなる。
SDV(ソフトウエアディファインドビークル)=「ソフトウエアによって定義される車」。スマホのようにソフトウエアの更新で機能をアップデートできる車のことで、中国で急速に開発が進んでいる。先月、中国南部・広州で開かれたモーターショーで展示された、通信機器大手が自動車メーカーと開発したEV、独自に開発した基本ソフトが搭載されたSDVを紹介。SDVの車内の画面に表示されているアプリには、音楽や映画などのエンターテインメントから運転支援機能まであり、車を買い替えることなく、ソフトウエアの更新だけでアップグレードされるのが特徴。ひときわ注目を集めていたのが、スマホメーカーが開発した車。ことし3月に発売し、予約開始後27分間で5万件以上の注文が入ったという話題の車の上位モデル。この車もSDVで、スマホのようにカフェの最新情報や道路事情をアップデートして教えてくれる。SDV注目の理由について。これまで自動車メーカーは新車を販売することで収益をあげてきた。いわば売り切りのビジネスモデルで、アフターサービスや部品交換などの収益は限られている。これに対し、SDVはソフトウエアの更新などをパソコンやスマホのように有料で提供し、自動車メーカーに継続的にお金が入る仕組み。アップグレードすることで、これまでと異なる付加価値を車にもたらすことができるとみられている。
SDVが強みを発揮するのが自動運転。IT大手が展開する自動運転タクシーは、中国国内10を超える都市で1000台以上が客を乗せて営業運転している。膨大な走行データをセンターに集めてAIで解析し、走っている車のソフトウエアを更新させることで、障害物を避ける機能を向上させている。SDVは部品の数が少なく、デジタル化しやすいEVと親和性が高く、EV開発に力を入れてきた中国メーカーの存在感が高まっている。日本のメーカーも、トヨタが自社開発した基本ソフトの搭載を目指しているほか、ホンダと日産も連携して巨額の開発費用を分け合って開発のスピードを上げようとしている。ただ、SDVを巡っては、インターネットに接続することでサイバー攻撃を受けるリスク、それによる事故の可能性など懸念材料も指摘されている。
岡山放送局の河畑達子アナウンサーが、スマートフォンで撮影しながらリポート。岡山上空は曇り空で、気温は4度ほど。寒い中、この場所では主に夏から秋に収穫されるブドウを作っている。冬に味わうということで、あるユニークな名前で呼ばれている。7時台の放送で紹介。
クリスマスを前に、石川県輪島市では七面鳥を飼育している農家の出荷作業がピークを迎えている。30年以上前から七面鳥の飼育に取り組む、輪島市門前町の農家。元日の能登半島地震では飼育小屋が半壊と判定されたが、150羽ほどいた七面鳥に被害はなかった。肉を卸していた地元の飲食店が休業するなどし出荷への影響が懸念されたが、取引のあった東京のレストランがクリスマス以外の時期にも発注を行うようになって、今年も例年並みの出荷を見込めるという。七面鳥飼育の農家・大村正博さんのコメント。
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- 七面鳥令和6年能登半島地震輪島(石川)
高知市春野町では、伝統野菜「弘岡かぶ」の収穫が盛んに行われている。60年以上前から栽培している寺田節さんの畑では、直径20センチ余り、重さ1キロを超えるかぶが収穫されていた。
北海道登別市の熊牧場では、ロープウェイのゴンドラに鮭を吊るして冬の冷たい空気にさらしながら、2週間ほど乾燥させて「サケトバ」を作る。名付けて「とば号」。今シーズンは約120本のサケトバを作る予定で、クマの誕生日などに特別な餌として与えるという。とば号の運行は、来年3月下旬まで続く。観光客、のぼりべつクマ牧場・高橋諭さんのコメント。
オーストラリア・ABC。1939年公開の映画「オズの魔法使い」で、主人公のドロシーが履いたルビーの靴がオークションに。この靴は2005年に米国ミネソタ州の博物館から盗まれ、6年前にFBIが発見するまで行方不明だった。落札価格は予想をはるかに上回る42億円余りに。落札者は公表されていない。
フランス・F2。フランスの消防車に描かれている緊急通報マークは47年前からあり、「18」は消防署への通報番号。これを時代に合ったものに変えようと、大規模なコンクールが開催された。赤地にロゴ、そしてEU共通の緊急電話番号「112」があることが条件。多くの人に参加してもらい、市民の意識を高めるのも目的だという。全仏消防士連盟の男性のコメント。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報を伝えた。
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