- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 勝呂恭佑 赤木野々花 野口葵衣
オープニング映像とあいさつ。
今年の漢字に選ばれたのは「金」。リオリンピックやパラリンピックで多くの金メダリストが誕生したことなどが主な理由。その一方で、政治の裏金問題や、止まらない物価高騰といった、お金にまつわるニュースも相次いだ年だった。第1位は「金」。3年ぶり、5回目の選出となった。2位は能登半島地震から「災」、3位は大谷翔平から「翔」が選ばれた。4位「震」、5位「新」、6位「選」、7位「変」、8位「暑」、9位「楽」、10位「米」。
G7各国はオンライン形式での首脳会合を今夜にも開催することにしていて、長期化するロシアによるウクライナ侵攻への対応や緊迫が続く中東情勢などを巡り意見交換をする予定。この中で石破首相はロシアへの制裁やウクライナへの支援を継続する重要性を強調するとともに、ロシアと北朝鮮による軍事協力の進展に懸念を示す見通し。そのうえで応酬とインド太平洋ちきの安全保障は不可能だとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に向けて引き続き日本も貢献していく決意を表明するものとみられる。石破首相としては来月米国でトランプ政権が発足することも念頭に来年の議長国カナダの元、G7の結束を強化していく方針を確認したい考え。
- キーワード
- Group of Seven石破茂
三島由紀夫の長編小説「金閣寺」について、三島が現代を「人間病」などと構想していたことを示す編集者への手紙が見つかった。手紙は日本近代文学館(東京・目黒区)で開かれている三島由紀夫生誕100年に合わせた企画展で展示されていて、三島由紀夫の当時の住所などから金閣寺の連載が始まる前年の1955年6月に編集者にあてて書いたもの。この中で三島は新しい小説のテーマについて、「題は人間病、人間存在という病気の治療法についてあるいは人間病院というのです」などと記し、当初「金閣寺」とは異なる現代を考えいたことが分かる。「金閣寺」はきつ音によるコンプレックスを抱えつつも金閣寺の美しさに取りつかれた学僧の複雑な心理を描いた作品だが、手紙ではあらゆるコンプレックスを抱えた芸術家が主人公で、物語の設定にも触れられている。
ノーベル平和賞の授賞式などに出席するため、ノルウェーの首都オスロを訪れていた日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の代表団は、現地での日程を終え、帰国の途に就いた。日本被団協・田中熙巳代表委員は「ほっとしただけでなく、やらなきゃいけないなと。これからどうやって広げて、つくりあげていくのか、応援してほしい」と述べた。代表団はあす午前、日本に到着する予定。
将棋の八大タイトルの最高峰「竜王戦」の第6局が行われ、藤井聡太七冠が佐々木勇気八段に勝ち、4勝2敗で制してタイトルを防衛するとともに、竜王戦4連覇を決めた。藤井七冠は「なんとか防衛という結果を出すことが出来て良かった」と話した。藤井七冠の次のタイトル戦は、来月12日に開幕する「王将戦」で、永瀬拓矢九段の挑戦を受ける。
医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える高額療養費制度について、厚生労働省は現役世代の保険料負担を軽減させる必要があるとして見直し、平均的な年収区分で上限額を今より10パーセント前後引き上げる案を検討していることが分かった。厚生労働省は与党などとの協議も踏まえ年内にも具体的な引き上げ額を決めたい考え。
青森県東北町にある農場では約10ヘクタールの畑に農作物80種類がすべて無農薬で栽培されている。良質な栽培が育つ秘けつは自前で生産した肥料。そのカギとなるのがサラブレッド。野菜が栽培されているのは全国有数のサラブレッドの東北牧場。常に30頭ほどが飼育されその糞が無駄なく肥料に活用されている。東北牧場代表・大住佑は土地の良さを生かし、土壌に負担をかけないよう業を心掛けているという。栄養たっぷりの肥料で育てられた野菜は系列のホテルや引照点で行かされている。東京都内にあるこのレストランはビュッフェも設けられている。野菜の魅力が届いたと手ごたえを感じた大住は今ある自然を生かした野菜作りを思いを新たにしている。
FIFA国際サッカー連盟はオンラインで臨時総会を開き、2030年の大会はモロッコ、ポルトガル、スペインの共同開催、2034年大会はサウジアラビアで開催することを決めた。2030年の大会は1930年にウルグアイで第1回が開かれて100年目の節目になることからウルグアイの他アルゼンチン、パラグアイでもそれぞれ1試合が組まれる。2034年大会はサウジアラビアはアジアで3回目の開催。次回2026年大会は米国、カナダ、メキシコの共同開催で、日本はアジア最終予選でグループ首位にたっている。
スピードスケート全日本選手権がきょうから始まるのを前に、選手たちが会場で最終調整を行った。高木美帆選手は、今シーズン、ワールドカップ2戦を終えて、1000mと1500mで2連勝。全日本選手権では、500mも含めて3種目に出場。スピードに乗った状態での体の使い方などを確認。高木選手は「常にチャレンジしていきたい気持ちを持っている。自分を超えていくための挑戦をしっかりとしていきたい」と語った。男子は28歳の新濱立也選手。あすの500mに向けて、リンクの感触を確かめていた。新濱選手は「2024年最後の試合をいい形で締めくくって、新たな課題を収穫できるレースにしたい」と語った。
世界トップクラスのチームが出場するカーリングの国際大会の開幕を前に、選手たちが会見に臨んだ。日本選手権優勝・SC軽井沢クラブ・上野美優選手は「出場できることに本当にうれしい、楽しみ」と語った。大会は、長野県・軽井沢町きょうから3日間行われ、国内外の男女8チームずつがエントリーしている。国内からは、日本選手権を制したSC軽井沢クラブなどが出場。五輪の代表選考を兼ねた2月の日本選手権に向けて、重要な実戦の場。日本選手権優勝・コンサドーレ・阿部晋也選手は「世界のトップの選手とやれるチャンスはなかなかツアーを回ってもない。2024年を締めくくれるようなプレーができればいい」と述べた。
為替と株の値動きを伝えた。
衆参両院の議長はことし9月、各党から意見聴取を行った結果、女性皇族が結婚後も公室に残る案について「おおむね共通認識が得られた」などとする中間報告をまとめた。秋篠宮さまは先月の記者会見で、こうした議論をする際に当事者の意見を聴取する機会が必要と考えるかたずねられ、「該当する皇族は生身の人間」としたうえで、「影響を受ける皇族方を生活や仕事の面でサポートする区内庁の幹部は「その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っている」と述べられた。これについて、宮内庁の西村長官は定例記者会見で「殿下のおっしゃったことはまさにそのとおり。区内庁の職員として、心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している」とした上で、「今後は率先してそうした機会を持つよう努力したい」という考えを示した。
日本被団協がノーベル平和賞を受賞したノルウェーで、核廃絶や平和への願いを広げようと市民などに折り鶴の折り方を教える催しが開かれた。ノーベル平和賞の受賞式が行われた、ノルウェーの首都・オスロ。ノーベル平和センターでは、広島に投下された原爆で親を失った男性の体験を語り継いでいる被爆体験伝承者の鎌田真さんが、折り鶴の折り方を説明した。被爆から10年後に白血病と診断され、病気の回復を祈って折り鶴を折り続けた佐々木禎子さんについて触れ、千羽鶴の意味を伝えていた。ノーベル平和センターでは、今後地元の小学生たちにも折り鶴作りを体験してもらう予定だという。地元の人のコメント。
認知症やその疑いがあり、自宅を出たまま家に戻らない行方不明者について、認知症の当事者や家族などで作る団体が、認知症の人が安心して外出できる取り組みや、対策の充実を求める要望書を国に提出した。団体では、高齢者だけでなく、65歳未満の若年性の認知症の人も捜索の対象に含めることなどを求めている。
米軍が一部の飛行を停止している輸送機オスプレイについて、米国国防総省・シン副報道官は11日の記者会見で「われわれは機体の安全性を確保することに引き続き努めている」と述べた。その上で「飛行の停止については、海軍、空軍、海兵隊が個別に判断している」と説明した。このうち海兵隊は「飛行停止期間中に行われた徹底した調査を受けて、緊急性のない飛行の再開を指示した」としている。
先月、元高校球児たちが一堂に会する「マスターズ甲子園」という大会が甲子園球場で開かれた。毎年秋に開催されるマスターズ甲子園。全国から20チーム、877人が出場、9割近くの人は甲子園への出場経験がない。地方予選を勝ち抜くなどして憧れの地に立った。大阪代表はかつて甲子園を沸かせた強豪PL学園。現在野球部は休部状態だが歴史を紡いでいこうとOBたちが集まった。チーム最高齢、88歳の井元俊秀さん。PL学園野球部の1期生で、監督として初の甲子園出場を成し遂げたほか、桑田さんと清原さんの経験コンビをスカウトするなど長くチームに携わってきた。今回、井元さんは教え子に誘われて参加決めたそう。足を悪くしているがリハビリの回数を増やし、体力作りに取り組んだ。試合はPL学園の勝利で終わり、ウィニングボールは井元さんに贈られた。
クリスマスを前に、石川県輪島市では七面鳥を飼育している農家の出荷作業がピークを迎えている。30年以上前から七面鳥の飼育に取り組む、輪島市門前町の農家。元日の能登半島地震では飼育小屋が半壊と判定されたが、150羽ほどいた七面鳥に被害はなかった。肉を卸していた地元の飲食店が休業するなどし出荷への影響が懸念されたが、取引のあった東京のレストランがクリスマス以外の時期にも発注を行うようになって、今年も例年並みの出荷を見込めるという。七面鳥飼育の農家・大村正博さんのコメント。
- キーワード
- 七面鳥令和6年 能登半島地震輪島(石川)