ロシアとウクライナの戦争終結に向けた和平交渉をめぐり、ロシア主要紙コメルサントは16日、アメリカとロシアの高官による協議が18日に開かれると報じた。報道によると、協議はサウジアラビアで開かれ、アメリカからルビオ国務長官のほか、国家安全保障を担当するウォルツ大統領補佐官などが出席する見通しでトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談に向けた地ならしの可能性がある。ルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相は15日に電話会談し、両首脳が12日に電話会談したことを受け、対話の再開に向けた用意があると確認した。ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ウクライナが関与しない形で作られる和平案は受け入れないと述べている。