スイス・ビュルゲンシュトックで開かれている平和サミットの最終日では、ウクライナが提唱する10項目の和平案のうち、原発の安全確保、食料安全保障、捕虜の解放と連れ去られた子どもの帰還の項目が議論が行われた。ロシアとの関係も重視しているグローバル・サウスに配慮して領土の回復やロシア軍の撤退は議論されなかった。欧米各国は支援継続を強調したが、一部からはロシア不在に疑問視が出ている。ウクライナは結束確認しロシアへの圧力にしたいとしており、共同声明を採択できるかが焦点となっている。
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