各地で備蓄米の販売が続く中で大手コンビニ3社も備蓄米を販売することを表明した。ローソンでは1kg・360円、2kg・700円として関東の一部店舗で販売し、1週間で全国販売に拡大するとしている。ファミリーマートは1kg・360円として最短で今月6日から東京・大阪の一部店舗で販売をスタートする。セブン-イレブンは無洗米を2kg・800円前後とし、審査通過後3日程度で一部店舗での販売を開始するとしている。他にもローソンではヴィンテージ米おにぎりと呼称し、7月から関東の一部店舗で2023年度米などを使用したおにぎりを税抜き120円程度で販売予定としているなど、各社とも備蓄米を活用した商品の販売やキャンペーンを行うとしている。一方米の値段を巡っては銘柄米が4000超え、入札の備蓄米が3000~3500円程度、随意契約の備蓄米が1800~2000円程度と3極化している。この状況について小泉大臣は入札した備蓄米について扱いに困った場合には買い戻しも検討すると表明した。