中国では今週、建国記念日に当たる国慶節の大型連休がスタートした。万里の長城には見渡す限り人、人、人。延べ23億人もの人が移動するとされている。中国人にとって一番人気の海外旅行先である日本では数メートル先の視界もかすむ悪天候だが、富士山を撮影しようとさまざまな場所でたくさんの中国人の姿が見られた。一方、観光客への対応に四苦八苦しているのが公園を管理する警備員。ごみを分別せずに捨てたりトイレにおむつを流して詰まらせたりするなど対応に苦労している。人が押し寄せすぎて黒幕が設置されたあの富士山スポットはやはりきょうは見えなかったが多くの人だかりができていた。自然を求めている中国人観光客はこんな場所まで足を伸ばしていた。和歌山県の紀伊勝浦駅。東京駅から鉄道を乗り継いで6時間ほどの場所にある。路線バスが向かったのは世界遺産熊野古道。平安時代以降、貴族も庶民も熊野三山をお参りするために歩いたいにしえの道。取材を進めると中国人観光客のあるトレンドが見えてきた。重慶などからやってきた3人組に密着すると神秘的な古道を前にすると撮影タイム。那智の滝を目にすると写真を撮影し、すぐにSNSに投稿。タイトルは「熊野那智大社山頂の美しい景色」。日本の地方人気が高まる一方で地域住民との共生に課題もある。こちらの女性は今日、バスを間違えて乗ってしまった。観光客が多いことで乗り降りに時間がかかるのだろうか、バスの運行に影響が出ているという。
