福島県いわき市にある小名浜港。東北を代表する漁港の一つだがこの日はヒラメやイセエビなどの常磐ものと呼ばれる人気の海産物が。しかしその海に大きな変化が。市場を支えてきたサバヤイワシが年々とれなくなってきているという。また秋の味覚の代表格のサンマのとれる季節が変わってきたという。その原因の一つが海水温の上昇。日本近海の海水温のデータでは赤いのは漁獲量減少のリスクが高まる25度以上の水域。日本近海の海水温はこの100年で一度以上の上昇。それに伴い全国的に漁獲量も落ち込んでいる。地元の鮮魚店では店内には新鮮な魚が並ぶが、地元産以外の魚だという。一方異常気象の影響を受けにくい養殖業にも打撃が。瀬戸内海の穏やかな気候を生かし長年マダイやヒラメなどの養殖を続けてきたが、禁煙海水温上昇の影響で魚が死んでしまったという。例年は28度だった海水温は去年は31度まで上昇。また追い打ちをかけているのは餌代の高騰。タイの餌のおもな原料はピーク時から8割漁獲量が減っているイワシ。海水温の上昇が負の連鎖を引き起こしている。
