ニホンウナギを含む全てのウナギの国際取引を規制すべきだというEUなどの提案に反対立場の日本は各国との交渉もラストスパートを迎えている。日本は採決の直前まで各国に対し国際取引による絶滅のおそれはないとの主張を説明にまわり理解を求めている。きのうはアメリカ代表団と握手を交わす姿も確認できるなど否決に必要な3分の1以上の反対を取り付けるため会場で個別交渉や複数の国を相手にした説明、また立ち話などあらゆる手段を使い働きかけを強めている。ただ、交渉の舞台に立つ日本政府関係者は「ギリギリの戦いになる」と話すなど否決となるかは不透明な状況。採決は日本時間の今夜に行われる見通しで、最終的な判断は来月5日に出される予定。
