トランプ大統領によるベネズエラ攻撃で拘束されていたマドゥロ大統領がニューヨークの連邦地方裁判所に出廷し拉致されてここにいると無罪を主張。ベネズエラではロドリゲス氏が暫定大統領に正式に就任。今回の軍事作戦についてアメリカ国内での賛否は拮抗。アメリカ政府は大統領とは認めておらず、麻薬テロの共謀、機関銃及び破壊的装置の所持など4つの罪で起訴。最短でも2、3年はかかると言われている裁判の始まりだった。トランプ大統領は「自分がベネズエラを統治している」と主張。ベネズエラは脆弱国家にカテゴライズされているが、主権はある。ベネズエラ人で賑わう国境の街、コロンビア・ククタ。ベネズエラの首都カラカスの映像を伝えた。政情不安が増すベネズエラ。当面の舵取りを任されたのは副大統領だったロドリゲス氏。実質的にはアメリカが指名したと言われるが、5日宣誓式が行われた。立会人は国会議員でもあるマドゥロ氏の息子、国会議長を務めるロドリゲス氏の実の兄。マドゥロ氏が大統領の座についてから最側近として10年以上、独裁政権の中枢を担ってきた人物。通信情報相や外相を歴任し、2018年に副大統領に就任。関係悪化の一途を辿ったアメリカに対しては批判の急先鋒にある立場だった。7歳の時、親米路線だった政権に社会主義組織の主導者だった父親が逮捕され獄中で亡くなった事が影響を与えていると言われる。手腕を発揮したのは経済の立て直し。1999年に誕生したチャベス氏政権と引き継いだマドゥロ政権下で深刻な経済危機に陥った。世界一の埋蔵量を誇り、歳入の柱だった石油価格が大暴落。5年間で物価が1300倍になるというハイパーインフレを引き起こし、混乱の極みに至る。2020年に財務相に就任したロドリゲス氏。GDPが改善傾向に、原油の生産量も回復。この経済手腕がトランプ政権の目に止まったとアメリカメディアは報じている。
