サメといえば「凶暴」、「海の覇者」などのイメージが多いが、その印象を覆すサメたちがたくさんいる。約6種類のサメを飼育するアクアワールド茨城県大洗水族館を取材。案内してくれるのが、先月13日に発売されたサメ図鑑「実はサメなんです」を手掛けた編集プロダクションconteの高作真紀と徳永幸太郎飼育員。エイのように平べったく、海底にくっついているタッセルドウォビゴング。“タッセルド”は「房飾り」という意味があり、ヒゲのようなもじゃもじゃがそのように見える。皮弁により海藻や砂に擬態し、獲物を狙う。近づくと噛みつく危険もあるサメ。スペックルドカーペットシャークは、泳ぐよりも歩くのを好むサメ。前びれを使ってはうように歩く。“ウォーキングシャーク”とも呼ばれている。水深が浅いところでも生活するため、浅瀬や潮だまりを移動するための行動。狭い隙間が好きで、身を隠そうと一か所に集中する。イヌザメは愛らしい姿が特徴的。エサを求める時の姿が犬のように見えることから“イヌザメ”と呼ばれる。自然界では小魚や砂の中のエビ・カニなどを食べて生活している。おとなしいサメで、家庭で飼育している人もいるという。
