先に4勝した方が勝利となる混合団体。日本は、東京オリンピックと同じフランスとの決勝に臨んだ。日本リードで迎えた4試合目、金メダリストの角田夏実選手が、2階級上の選手相手に強さを見せる。得意の巴投げで1本勝ちだ。日本は、金メダルまであと1勝とする。5試合目は、オリンピック連覇の阿部一二三選手が、階級1つ上の選手に最後まで攻めるが、1本負け。日本は続く6試合目も落とし、3勝3敗となった。勝負の行方は、抽選で代表者による決定戦へ。選ばれたのは、男子90キロ超級で、フランスは今大会金メダルのリネール選手で、日本は斉藤立選手だ。しかし、日本は敗れたものの2大会連続の銀メダルを獲得した。