大谷の第4打席はセンターフライ・第5打席は四球。試合は9-0でドジャースが勝利した。
一昨日のパドレス戦では、ダルビッシュ有は6回3分の2を投げ、被安打3、2失点となった。一方、山本由伸は5回を投げ、被安打2、無失点で勝ち投手となった。ダルビッシュも山本の好投を称賛している。山本は第1戦では3回5失点で降板したが、第5戦では5回無失点の好投だった。山本の復活の裏にはチームメイトとの絆があった。ヘルナンデスと2時間話して気分転換したり、第5戦の試合当日、大谷翔平から「ポジティブな声掛けを沢山していただきました」とも話している。また監督からの信頼も厚く、第5戦の先発投手はローテーション通りなら山本の先発だったが、第1戦の内容から未定になっていたが、ロバーツ監督は山本の先発起用を決断した。11日、山本がパドレスから投球時の癖を見抜かれていることについて「その問題は解決した。原因を特定した」と話し、試合後「山本はより大きな舞台で投球してきたことが先発起用の根拠だった。最初から信じていた」と話している。山本も試合後「配球の面も何度もミーティングを重ねて確認したし、技術のところも沢山調整して、とにかくベストな状態でより良い状態でマウンドに上がれるようにした」と話した。山本の次回登板についてロバーツ監督は「これまでと同じ間隔になるだろう」とし、中4日で先発かとみられている。
ニューヨークメッツのメッツとはメトロポリタンズを短縮したもので「都会っ子」という意味。1962年、創設1年目から4年連続100敗以上で最下位のお荷物球団とも言われた。しかし7年後、100勝62敗で初の地区優勝、さらにワールドシリーズ制覇で、ミラクルメッツと称される。過去に多くの日本人選手が所属した。新庄剛志現日本ハム監督や、吉井理人現ロッテ監督、松井稼頭央前西武監督、五十嵐も所属した。