663日ぶりに投手復帰した先発の大谷選手。試合前日に発表された大谷選手の電撃登板。ドジャースでは初めてマウンドに立ち、二刀流復活となった大谷選手。注目の初球は157キロの変化球でファウル。5球目には158キロのストレート。しかし6球目、詰まった打球が外野前に落ちヒット。早速ランナーを背負ってしまう。続くバッターとの対決では、大きく投球がそれ、制球に苦しむ様子も。それでもこの日最速161キロ記録するなど力強いピッチングを続けるが、二人目のバッターにもヒットを許し、ノーアウト1、3塁のピンチに。さらに3人目、2ストライクと追い込んだ場面で空振り三振と思われたが、塁審はノースイングの判定。この判定にホームの観客からブーイングが起きた。直後には、犠牲フライをを打たれ先制点を許した。しかしその後は味方の守備にも助けられ、最少失点で切り抜けた。予定されていた1イニングで降板し、28球を投げ、2被安打1失点だった。大谷はベンチの中に戻ることなく、バッター大谷の準備。第1打席は空振り三振だったが、1点を追う第2打席では、左中間へのタイムリーツーベースヒット。ピッチャー大谷の失点をバッター大谷で取り返した。次の打席にもタイムリーを放ち2打点目。勝利に貢献した。試合後、大谷選手は「野手よりは緊張しましたね」などと話した。