家計を直撃する電気代、電気ガスの値上がりに加え、物価高騰、賃上げの「四重苦」にあえぐ現場を取材。新潟・阿賀野市にあるサントピアワールドは多くの新潟県民に親しまれてきた昔ながらの遊園地。サントピアワールド・高橋修園長は「電気の値上がりは経営にもろに影響を与える」と話す。政府が行ってきた補助金が終了し6月使用分から電気代、ガス代が値上がりする見通し。園では節水などの努力を行ってきたが2022年、やむなく入園料の値上げを決断したことで乗り切ってきた。こうした中、「まき」を製造して販売するという新たな挑戦を行っている。近隣の山からでる“間伐材”と有効活用しているという。「独自の別の収入源を見つけることで客の負担をかけないことにつなげたい」と話している。