17年ぶりにキリンビールが投入した新商品「晴れ風」。若い人を意識した商品で、味は軽めだ。最大の特徴は、1缶あたり0.5円を支援できる寄付型ビールであることだ。桜の保全や花火など日本の風物詩を支える43の市町村から寄付先を選べる。キリンビールの堀口社長は、風物詩を守っていくことに関して、共感してもらうことが一番の目的だなどと話した。去年10月の酒税法の改正で、税率が1缶あたり7円下がり、ビールの販売は5か月連続で増えている。1缶9円増税になった第3のビールは、失速していて、各社は今、ビールに力を入れている。アサヒビールは、アルコール分3.5%のビールを発売した。サッポロビールは、糖質とプリン体を7割カットしたビールを投入したほか、サントリーは、家庭向けだったサントリー生ビールの飲食店への販売を今月スタートした。