今回の日中首脳会談について、両首脳のやり取りは冷静で噛み合っていたという見方があり、前に進めたい双方の姿勢が伺えるという。水産物の輸入停止措置を巡り対話を進めることで一致した点はその現れの1つと言えるという。ある政府関係者は、当初は主張し合うだけの想定だったが中国側が譲歩した形だと明かしている。科学的な安全性に対する立場は隔たりがある。両国間の懸案はほかにもあり、中国は不都合があれば扉を閉ざしてきた経緯もあり、一筋縄ではいかないといった声が聞かれた。
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