先月31日、メジャーリーグ史上初の43本塁打43盗塁を達成した大谷翔平選手。木曜日には47本塁打48盗塁まで記録を伸ばし、前人未到の50−50が目前に。米国のデータサイト「ファングラフス」ベンクレメンス記者は以前は金融業界の投資部門で働き、その予測と計算式を野球に応用。データ分析をしているという。「達成する可能性は、極めて高い。確率は80%。最も確率が高いのは、ドジャースのホームゲーム。ロッキーズとの3連戦最終戦」。クレメンス記者の分析では、日本時間23日の試合で達成する確率が最も高いという。内野手としてツインズでプレーした西岡剛さん、投手としてメッツなどでプレーした五十嵐亮太さんに「50−50」を達成する確率を、野手、投手、それぞれの目線から、予想してもらった。五十嵐さんは「50%。アトランタブレーブスはワイルドカードに入る可能性が高いチームなので、もう負けられない。より厳しい配球になってくる」。その一方で、盗塁に関しては、「ほぼ達成できる」と話した。西岡さんは「17%。それぐらい難しいことを、やってのけようとしている」等と話し、盗塁は達成できるとした。チャンスは第1打席にあるという。2日連続の足踏みでクレメンス記者は達成予測を日本時間23日としていたが、3日遅くなり26日に。ただし、23日のロッキーズ戦までに、ホームラン1本、盗塁1つを記録できなければ、達成は非常に難しくなるとした。