- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像。
きょう未明名古屋市の飲食店を兼ねた住宅で火事。火は約3時間後にほぼ消し止められるも、住人4人が病院に搬送されうち2人が意識不明の重体となっている。
東シナ海にある熱帯低気圧の影響で西日本や東日本などでは局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。また小笠原諸島近海の別の熱帯低気圧は台風5号に変わり、今後東日本・北日本に近づく見込み。土砂災害などに十分注意が必要。
アメリカのトランプ大統領は自身のSNSでEUとメキシコからの輸入品に来月1日から30%の関税を課すと明らかにした。EUに対しトランプ政権は4月に20%の「相互関税」などを示した後、5月には交渉が行き詰まっているとして50%の関税を課す考えを示していた。一方メキシコに対しては原則25%の関税措置発動を発動しているがアメリカ・メキシコ・カナダの規定に基づく製品は除外されていて、今回の30%の関税が協定で除外の製品などに課されるか明らかにしていない。今回の発表を受けEUのフォンデアライエン委員長は“必要に応じてEUの利益を守るためのあらゆる措置を講じる”として今後も交渉を続けるものの状況次第では対抗措置を辞さない姿勢を示している。またメキシコのエブラルド経済相も新たな関税率について「不当だ」と伝え、その上で来月1日までに交渉を進めるとしている。トランプ氏は日本からの輸入品には25%の関税を明らかにしている。
初の「ヒグマ警報」が出ている。きのう、北海道福島町で男性がクマに襲われ死亡していたのが見つかり、警察などが24時間態勢で警戒している。新聞配達員の男性が茂みの中で倒れ死亡していた。クマが見つかっていないことから、警察や町などが24時間態勢で町内をパトロール。地元の猟友会とクマを探している。北海道は2022年に制度ができてから初の「ヒグマ警報」を福島町に発出。ゴミを屋外に放置しないことや、早朝、夕暮れ時など特に気をつけるよう呼びかけている。
国際親善のためモンゴルを訪問されている天皇両陛下は現地での主な日程を終えられた。モンゴルの国民的なスポーツの祭典「ナーダム」の競馬を観戦した両陛下。その後、最古の野生馬「タヒ」の保護区を訪れた。また日本人抑留者の慰霊碑を訪ね、抑留者の霊を慰めた。両陛下はきょう帰国される。
「運の良いことに能登で地震があった」と発言した自民党の鶴保庸介氏は責任を取りたいとして、予算委員長を辞任する意向を伝えた。鶴保氏は陳謝して発言を撤回したが、被災地の住人からは許しがたいなどと批判が出ていた。自民党の松山幹事長は「辞任の申し出を受けることとした」、立憲民主党の野田代表は「能登の復旧、復興に関わる予算審議をつかさどる重要なポストだった人」とコメント。自民党内からは参院選挙投票日が1週間後で、判断が遅く影響は不可避といった声が相次いでいる。
全国の気象情報。
大阪・関西万博は会期折り返しを迎えているが、暑さ対策が課題となっている。万博会場の大屋根リング、大勢の人の目当てはブルーインパルス。運営費の黒字を確保できる入場者数を約2200万人と試算しているが、おとといまでの一般入場者数の速報値は約990万人。過去の万博でも終盤に向けて入場者数が増えていることから、懸念されていた赤字の心配の声は少なくなっている。先月からおとといまでに熱中症とみられる症状で救急搬送された人は28人。熱中症対策としてパラソルやスポットクーラー、無料給水所を増設するなどしている。博覧会協会は混雑を平準化し満足度を高めたいとしている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシア軍が26発の巡航ミサイルと597機の無人機で攻撃を行い、ウクライナ軍は20発以上のミサイルとほとんどの無人機を迎撃したとSNSに投稿した。地元当局によると、西部の都市チェルニウツィでは少なくとも2人が死亡、リビウでは住宅などに被害がでて10人が怪我をした。ロシアの無人機などによる攻撃は、先月以降激しさを増していて、今月9日にかけてこれまで最大の700機以上の無人機による攻撃があった。アメリカのトランプ政権がウクライナへの一部兵器の輸送を停止したことを巡り、ゼレンスキー大統領は11日SNSに、「米国やヨーロッパの友好国含む首脳レベルから政治的なよいシグナルを受け取った。すべての報告によれば支援物資の輸送は再開された」としてアメリカによる軍事支援再開を明らかにした。
日本に避難している2000人のウクライナ人が日本で生活するのか、戻るのか、岐路に立たされている。横浜で生活するナタリアさん。軍事侵攻の1カ月後に避難してきた。夫はウクライナにいる。子どもたちは少しずつ日本語が話せるようになってきた。地元は今も攻撃を受けていて帰国することができない。言葉の壁もあり仕事につくことはできないという。日本財団から最長3年で年間100万円の支援を受けていたが5月で終了した。支援の終了をうけ帰国した友人もいる。
国連難民高等弁務官事務所によると、世界各国でウクライナから避難している人たちへの支援が減少している。各国の避難者への支援を紹介。UNHCRのマシューソルトマーシュ主席広報官は「攻撃が激化し人々は避難を強いられより支援が必要となる」とコメント。
ドジャースvsジャイアンツ戦。ドジャース・大谷翔平は中6日での登板。3回被安打1奪三振4失点0でマウンドを降りた。ドジャースは2-1で勝利し連敗を7で止めた。
阪神5-2ヤクルト。セ・リーグ首位の阪神は両リーグ最速の50勝に到達した。
阪神5-2ヤクルト。DeNA0-3巨人。中日7-1広島。日本ハム7-3オリックス。楽天7-0ソフトバンク。ロッテ1-5西武。
大相撲名古屋場所の新会場となる「IGアリーナ」で「土俵祭」が行われた。国内最大規模の1万7000人を収容。升席の面積はこれまでの1.3倍となり本場所開催の4会場で最も広い。名古屋場所担当部長・出羽海親方は「いよいよ新しい会場で初日を迎える、気も引き締まっている」と話した。
旧日本軍の毒ガス兵器製造所で工員たちが毒ガスで被災したとの記録が発見された。北九州市小倉南区の旧日本軍「曽根製造所」跡地は戦時中、毒ガス弾などを生産。元工員たちの多くが戦後、呼吸器疾患などの健康被害を訴えた。1989年に「互助会」を結成し国に補償を求める活動を始めた。国は公的記録がほとんど残っておらず事実確認は困難として戦後約50年にわたり救済対象にしなかった。新たに見つかった報告書は太平洋戦争開始の1941年度分の記録がまとめられている。毒ガス弾からガス噴出・漏えい事故が相次いだことなどが記録されている。報告書は戦後厚生労働省が保管し2018年に国立公文書館に移管、閲覧できるようになったのは一昨年からだった。厚生労働省は資料の中身が確認できていないためコメントできないとしている。
仕事上の強いストレスなどが原因で労災認定された人の数は1055人。精神障害労災認定数のグラフ(厚生労働省まとめ)。人手不足のなか働く人をどう守るのか。宿泊施設で働く男性を取材。抑うつ状態と診断されたという。年末年始は休みがなかった。今年5月、労災が認定された。
過去最多となった精神障害の労災。東京大学大学院の川上憲人特任教授は人手不足の深刻さを訴える。昨年度業種別で労災が最多だった医療福祉では対策が始まっている。愛知県内の介護施設ではコロナ禍で職員の精神的な不調が相次ぎ、2021年は約200人の職員のうち10%が休職。カウンセラーを配置し対策、ハラスメント対策も強化し職員を守っている。介護施設を運営する飛田拓哉代表取締役は「風通しの良さをもっと続けていきたい」とコメント。
小笠原諸島近海の熱帯低気圧はきょう午前3時に台風5号に変わった。今後、東日本と北日本に近づく見込み。土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意が必要。