SNSで“ホワイト案件”と調べると、数多くの募集があることがわかる。ジャーナリスト・石原行雄が目を付けたのは、“ホワイト案件”と書かれたアカウント。ダイレクトメッセージを送ってみると、わずか1分で返信。ダイレクトメッセージを送ってからおよそ30分で、“シグナル”というアプリへ誘導された。“シグナル”とは、通信内容を暗号化して保護する秘匿性の高さが特徴の通信アプリ。2013年、米国・サンフランシスコの開発団体が開発、セキュリティー上の安全面が認められ、2017年5月からは、米国・上院議員間の連絡手段として使用が許可。やりとりを一度消去すれば復元は困難。シグナルでは、午後8時57分、ブッダと名乗り人物からメッセージが届き、年齢、性別の確認、通話へという流れとなった。実際の電話する様子を紹介した。
アカウントを作成し、きのう午後6時「今月の家賃、利息どうするか」「本当に即金の高額バイトってあるの?」と投稿。1時間半後、とあるアカウントから「お仕事見つかりましたか?まだお探しでしたらDMお待ちしてます」と投稿に興味を示したコメント。ジャーナリスト・石原行雄は、「即金の高額バイトというワードに目をつけたのでは」とコメント。午後7時30分、DMの送信後すぐに返信、すぐに働けるとの説明、住んでいる場所の確認。通信アプリ「シグナル」でのやりとりを要求。シグナルに、DMでやりとりしていたと思われる人物からメッセージが届き、電話でのやりとりを紹介。
経験者語る“闇バイト”、恐怖支配の実態とは。10代の頃、闇バイトを繰り返し、約2年前に少年院に入所、現在は出所している男性。若者の自立を支援する施設「NPO法人陽和」で生活し、就職を目指している。闇バイトを始めたきっかけは、知人から「高額な報酬が得られる」と誘われた。闇バイトをしていた男性は、「僕は犯罪というのを知らなかった、なので“やります”と、“やります”と言ったら全部(個人)情報を渡さないといけない」とコメント。闇バイトをしていた男性は、「(逃げたら)追いかけて監禁したりとか、ボコボコにしてその辺の森林に投げ捨てられたりとかがあると言われた」とコメント。その後、この男性は警察に自首し逮捕。闇バイトに手を染めてしまう若者の特徴について、NPO法人陽和・渋谷幸靖理事長は、「例えば親がいなかったりとか虐待にあっていたり、貧困であったりとか、自分が困っていることや悩んでいることを相談できる相手が誰もいない」とコメント。闇バイトに申し込んでしまったら「#9110」、危険が迫っているときは「110番」。
アカウントを作成し、きのう午後6時「今月の家賃、利息どうするか」「本当に即金の高額バイトってあるの?」と投稿。1時間半後、とあるアカウントから「お仕事見つかりましたか?まだお探しでしたらDMお待ちしてます」と投稿に興味を示したコメント。ジャーナリスト・石原行雄は、「即金の高額バイトというワードに目をつけたのでは」とコメント。午後7時30分、DMの送信後すぐに返信、すぐに働けるとの説明、住んでいる場所の確認。通信アプリ「シグナル」でのやりとりを要求。シグナルに、DMでやりとりしていたと思われる人物からメッセージが届き、電話でのやりとりを紹介。
経験者語る“闇バイト”、恐怖支配の実態とは。10代の頃、闇バイトを繰り返し、約2年前に少年院に入所、現在は出所している男性。若者の自立を支援する施設「NPO法人陽和」で生活し、就職を目指している。闇バイトを始めたきっかけは、知人から「高額な報酬が得られる」と誘われた。闇バイトをしていた男性は、「僕は犯罪というのを知らなかった、なので“やります”と、“やります”と言ったら全部(個人)情報を渡さないといけない」とコメント。闇バイトをしていた男性は、「(逃げたら)追いかけて監禁したりとか、ボコボコにしてその辺の森林に投げ捨てられたりとかがあると言われた」とコメント。その後、この男性は警察に自首し逮捕。闇バイトに手を染めてしまう若者の特徴について、NPO法人陽和・渋谷幸靖理事長は、「例えば親がいなかったりとか虐待にあっていたり、貧困であったりとか、自分が困っていることや悩んでいることを相談できる相手が誰もいない」とコメント。闇バイトに申し込んでしまったら「#9110」、危険が迫っているときは「110番」。