愛知・豊明市で全国で初となるスマホ条例が成立した。スマホやPC、タブレットなどの使用を1日2時間までとする条例で対象は約6万8000人の全市民。豊明市の小浮正典市長は2時間は目安、条例は大切な人とのコミュニケーションや睡眠時間の確保など1日の過ごし方を見直すものと説明した。子どもについては睡眠時間を確保するため、小学生以下は午後9時まで、中学生以下は午後10時までとしている。来月1日施工で違反をしても罰則はない。反対の声もあり、必要に応じて条例の見直しを行うなど付帯決議と共に可決された。シチズンの調査では休日に親子で一緒に過ごす時間について、2012年は5時間29分だったが、今年は4時間19分と減少。一因として、スマホ普及により家庭内でも親子が別々の時間を過ごすケースが増えていると推測。専門家はスマホを長時間使用することで、注意力が散漫・集中力低下するなどスマホ認知症になるおそれがあるという。対策としては脳に適度な休憩を与えることや、単純作業が効果的だという。
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URL: http://citizen.jp/
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